農業ベンチャーのアグリメディアは6月30日、キューズが提供する、ミエファーム(農園利用者向け画像配信サービス)の導入に向け、農園利用者を対象にトライアルを開始すると発表した。

農園に設置する通信機器は、ソフトバンクモバイルが提供し、ワイモバイルブランドの通信回線を経由して配信される。サービスは、農園の区画内に画像配信端末を設置し、毎日定期的に撮影した画像を利用者のスマートフォンやパソコンへEメールで送信するもの。また、人感センサーで不審者が敷地内に侵入した際にもEメールで通知する。

画像配信端末は、風雨に強いステンレス製で、スタイリッシュなデザインの筐体。乾電池駆動なので、屋外など電源が引き込めない場所への設置が可能であり、PHSを使用した省電力設計となっている。

トライアル期間は7月11日(予定)~10月31日で、費用は無料。実施場所は川崎多摩のシェア畑で、台数は5台(希望者先着順)となる。