楽天は6月16日、「楽天スーパーポイント」をアプリ内で付与できるサービス「楽天リワード」のソフトウェア開発キット(SDK : Software Development Kit)を、イードが提供するiOS版アプリ「おでかけランチ検索 30min.」に搭載した。

楽天リワードのSDKはこれまで、楽天グループサービス内の一部アプリのみに搭載されていたが、このたび初めて外部サービスアプリに採用されたほか、今後イードの提供する他の一部アプリにも搭載される予定だ。

「おでかけランチ検索 30min.」iPhone スクリーンショット

なお、楽天リワードを搭載するアプリは、ユーザーに楽天スーパーポイントを手軽に獲得できる「ミッション」を与えることが可能。「ミッション」には、「アプリを起動する」といった簡単なものから、アプリの継続利用や「ミッション」実行後に表示される広告をタップしたり、動画の視聴を行ったりすることで追加のポイントを獲得できるものなどとなり、利用率向上や広告収益拡大が見込めるという。

「楽天リワード私用イメージ」楽天会員IDでログイン後、アプリ内に表示される「リワードセンター」のアイコン、またはメニューボタンにある「リワードセンター」をタップする

「楽天リワード私用イメージ」表示されたミッションを実行し、達成後に獲得したポイントは「リワードセンター」上ですぐに確認することができる

同社は、イードのアプリに楽天リワードを搭載することで、楽天会員がさらに「楽天スーパーポイント」を獲得できる機会を創出し、ユーザー層の拡大を図っていく考えだ。