ブレインネットが運営するブレインネットプレスの編集部は6月10日、2015年6月に実施した「Webサイトの購読行動とソーシャルメディア活用の調査」の結果を公表した。

これによると、情報収集の方法として、パソコンが最も役立つと回答した割合が約60%となったほか、Webサイトへのアクセスでは80%以上の人が「お気に入り」を利用すると回答。スマートフォン(スマホ)を利用したWebサイトへのアクセスにおいても同様に、「お気に入り」を利用するとした割合が8割を超えた。

ビジネスとプライベートにおける情報収集の手段として、最も役立つメディアはパソコンが1位に。ビジネスの分野では、スマホよりテレビや新聞の割合が多くなるが、プライベートにおいては、パソコンに次いでスマホが2番目に多い結果となった (資料 : ブレインネット)

Webサイト or アプリ or SNS ?

スマホユーザーのうち、スマートニュース・グノシー・アンテナ・ニューズピックスといった主要キュレーションアプリのいずれかを利用していると回答した人は、15.9%(重複を除く)で、スマートニュース(11.1%)が最も利用されているとの結果に。

対して、ソーシャルメディア(SNS)は、3割近いスマホユーザーがFacebookアプリを活用するほか、LINEでは半数を超える。

同SNSにて「いつもよい情報を発信してくれる」と思う特定のユーザーが何人いるかという質問には、Facebookユーザーでは平均約16人、Twitterユーザーでは約12人となったほか、フィードに表示のあるリンクを1日にクリックする回数としては、SNSユーザーの平均で3.05回、そのうちシェアに至る回数は1.10回となった。

一方で、SNSを経由し閲覧したコンテンツの中で記憶されるものは、Facebookからアクセスしたページでは、1週間で平均2.30個(Facebookユーザー対象)、Twitter経由では2.05個という結果であった(Twitter ユーザー対象)。

なお、同調査は、20代以上の男女 406名を対象に、インターネットアンケートを利用して実施されたものとなる。