ニールセンは4月21日、スマートフォン視聴率情報 Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)をもとに、グルメ・飲食店サービスの利用動向を発表した。
なお、同調査では「グルメサービス」を、飲食店情報をメインに調べることができるサービスと定義し、その対象を「食べログ」と「ぐるなび」「ホットペッパー」とする。一方「飲食店サービス」は、飲食店会社が提供するサービスとして「マクドナルド」「すかいらーく」「ケンタッキーフライドチキン」を選出する。
グルメサービス利用者の約8割が "ブラウザのみ"
グルメ・飲食店サービスを利用するユーザーは、ブラウザとアプリのどちらでサービスを利用しているのだろうか。
同調査によると、グルメサービスを利用する1965万人のうち、約80%がブラウザのみと回答。アプリのみを利用するユーザーは6%にとどまった。
一方、飲食店サービスでは、利用者数1618万人のうち、半数以上となる55%がアプリのみ使用するとし、ブラウザのみ利用するユーザーは17%となった。
ブラウザ利用者は複数サービスを使用する傾向 - グルメサービス
また、同調査では「食べログ」「ホットペッパー」「ぐるなび」の重複利用状況を、アプリ・ブラウザ別に比較。アプリ利用者では、複数のサービスを利用するとの回答が12%となったが、ブラウザ利用者では複数のサイトを利用するとした人が49%という結果となった。
加えて、食べログとホットペッパーアプリを利用する約60%と、ぐるなびアプリを利用する約50%がその他2社のサービスをブラウザから利用していることも明らかとなった。