ネオマーケティングは5月27日、「ECサイト」をテーマにインターネットリサーチを実施し、その結果を発表した。

これによると、有効回答者500名うち、その多くがECサイトへのアクセスにパソコン(87.0%)を使用し、「楽天市場(88.2%)」や「Amazon(83.0%)」といった複数店舗型モールを利用していることが分かった。

実店舗とインターネットでの買い物頻度 (単数回答 / n=500)

実店舗における買い物頻度は、「2~3日に1回程度(42.6%)」が最も多く、インターネットでは「1ヶ月に1回程度(36.6%)」との回答が多く集まった。また、インターネットでの買い物を毎日すると回答した割合は全体の1.2%と、少ない結果となった。

ECサイトで買い物をする際に、最も使用する端末 (単数回答 / n=500)

最も多い回答は「パソコン」で87.0%と圧倒的。しかし、年代で比較をしてみると、20代は「スマートフォン」という回答が24.0%で、他世代と比較しても多くなった。

利用したことのあるECサイト (単数回答 / n=500)

全体では「楽天市場」が最も多く88.2%。次いで「Amazon」が83.0%だった。また、公式通販サイトよりも複数店舗型の「モール」と呼ばれるサイトの利用経験者が多いことも明らかとなった。

最も利用するサイト (単数回答 / n=500)

ECサイトの中で最も利用するとの支持を得たのは、「楽天市場」で53.8%。特に女性は63.2%と多く、男性では「楽天市場」と「Amazon」の利用率が44.4%となった。

ECサイトを利用して最も購入するアイテム (単数回答 / n=500)

回答者全体では「食品/飲料/酒類」が24.4%で1位に。購入経験では最も多かった「書籍」は18.8%だった。実際購入した経験のあるものと、頻繁に購入するものでは差が出たと考えられる。また、性別にて比較すると、男性は「書籍」が23.2%で最も多いが、女性は「食品/飲料/酒類」が27.6%で他のカテゴリを引き離すかたちとなった。

ECサイトで使用する平均金額 (単数回答 / n=500)

どの項目も「1,000円~5,000円未満」との回答者が多い。「PC関連/AV/家電製品」のみ「20,000円以上」という回答が2割を超えたが、それ以外の項目では少数となっており、高額の商品の購入に抵抗があることが予想されるという。

なお、同調査は、ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用し、ECサイトで買い物経験がある20歳以上の男女500人を対象に、5月12日~13日の2日間にわたり行われたものとなる。