PYPL PopularitY of Programming Language Index |
2015年4月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元のデータとして使われており、PYPLページのリンクをたどっていけば自国におけるそれぞれの割合なども表示させることができる。
2015年4月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 24.1% | ↓ |
2 | PHP | 11.4% | ↓ |
3 | Python | 10.9% | ↑ |
4 | C# | 8.9% | ↓ |
5 | C++ | 8.0% | ↓ |
6 | C | 7.6% | ↑ |
7 | Javascript | 7.1% | ↓ |
8 | Objective-C | 5.7% | ↓ |
9 | Matlab | 3.1% | ↑ |
10 | R | 2.8% | ↑ |
11 | Swift | 2.6% | ↑ |
12 | Ruby | 2.5% | = |
13 | VisualBasic | 2.2% | ↓ |
14 | VBA | 1.5% | ↓ |
15 | Perl | 1.2% | ↓ |
16 | lua | 0.5% | ↓ |
4月もRとSwiftが上昇傾向を維持している。Rはビッグデータ解析向けのプログラミング言語として、また、SwiftはiOSアプリ開発のプログラミング言語として高い注目度を保っている。これまで成長を続けてきたObjective-CはSwiftに替わる形でシェアを減らしつつある。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを特に調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されていると見られる。