レノボ・ジャパンは4月9日、サーバおよびストレージ・ソリューションのパフォーマンスに最適化した「Lenovo Rack Switch」トップ・オブ・ラック型イーサネット・スイッチ新製品2機種と、ブレード型サーバ用のインターコネクト・モジュール「Lenovo Flex System SI4091」を発表した。

トップ・オブ・ラック型イーサネット・スイッチの新製品である「Lenovo Rack Switch G8296」および「同G8272」は、データセンターに設置する同社のサーバおよびストレージ・ソリューションに最適化し、低遅延な10Gbおよび40Gb Ethernetの接続性を提供する。 また、Open FlowプロトコルやVXLAN(Virtual Extensible LAN)プロトコルに、ソフトウェアのアップグレードにより将来の対応を予定している。

「Lenovo Rack Switch G8296」

「Lenovo Rack Switch G8272」

Lenovo Flex System SI4091は、10Gb EthernetおよびFCoE(Fibre Channel over Ethernet)に対応したFlex System エンタープライズ・シャーシ用インターコネクト・モジュール。 IT管理者が直面するネットワークの複雑性を回避し、相互接続に対する取り組みのためにデザインしたという。このモジュールは接続する各デバイスまたは個々のポートに関して必要な情報を事前構成することで、設定の手間を簡素化し、管理ポイントの数を削減する。

ブレード型サーバ用インターコネクト・モジュールとしては低価格であり、必要なケーブルを減らし、最大30%の消費電力を抑えることでTCOの削減を実現するという。