シャープは4月3日、液晶ディスプレイを複数繋ぎ合わせたマルチディスプレイや4K対応ディスプレイによる大型デジタルサイネージシステムを、東京都・新宿駅西口広場に納入し、4月9日より運用を開始すると発表した。

東京都・新宿駅西口広場 大型デジタルサイネージシステム設置イメージ

納入するシステムは、70V型 4K対応液晶ディスプレイ<PN-H701×2台>や、32V型 4K対応液晶ディスプレイ<PN-K322B×2台>、60V型 液晶ディスプレイ<PN-V601A×12台>、47V型 液晶ディスプレイ<PN-U473×10台>、32V型 液晶ディスプレイ<PN-Y325×7台>などとなる。

60V型液晶ディスプレイを12台繋ぎ合わせた約227インチ相当の大型マルチディスプレイには、東京都からの行政情報や電車・バスなどの交通情報を表示。

4K対応の70V型/32V型液晶ディスプレイでは、高精細な4K表示で周辺地域の地図案内を行う。また、32V型液晶ディスプレイでは、簡単なタッチ操作で地図情報を検索できるほか、検索した情報を70V型の大画面液晶ディスプレイに表示し多人数で確認することも可能だ。

さらに、災害発生時には災害情報や道路情報などを提供し、地域の防災活動支援にも活用される予定となる。

なお、同システムは、公益財団法人東京都道路整備保全公社により設置・運営される。

参考記事 : 東京都・新宿駅に新大型デジタルサイネージ - 情報提供を強化