米Adobeは3月10日(米国時間)、同社主催となる年次カンファレンス「Adobe Summit 2015」において、Adobe Marketing Cloudの新ソリューション「Adobe Audience Manager」と「Adobe Primetime」を発表した。

「Adobe Audience Manage」は、オーディエンスデータの統合機能として、匿名のオーディエンスデータを売買する新しいAudience Marketplaceと、1台の機器を共有する家庭内の各個人をそれぞれターゲットとして設定できるクロスデバイス認証機能などを提供する。

これによりマーケターや広告運用担当者は、ファーストパーティ(当事者)やセカンドパーティ、サードパーティ(第三者)のオーディエンスデータを活用し、特定セグメントをターゲットとした広告キャンペーンの展開をできる。

一方「Adobe Primetime」は、NBC SportsやComcast、Turner Broadcasting、Time Warner Cableをはじめとしたメディア企業が使用するマルチスクリーンTVプラットフォームとなる。

Adobe Marketing Cloudのソリューション群イメージ