大日本印刷(DNP)は3月9日、スマートフォンによる銀行口座開設に必要な基本機能を共通化することで、サービス導入に関わる期間を短縮しコストを低減する「DNPスマート口座開設アプリ」を3月31日から提供すると発表した。

「DNPスマート口座開設アプリ」利用イメージ

同アプリでは、スマートフォンのカメラで撮影した運転免許証などの本人確認用の画像データと、氏名・住所等の申込データをサーバーに送信するだけで、口座開設の申込ができるアプリ。

撮影した画像は、東芝ソリューションの「クラウド版免許証OCR(Optical Character Reader:光学文字認識)」機能を使用し読み取り、氏名・生年月日・住所を自動的に文字データ化するため、入力の手間や記入ミスを軽減することができる。

同社は今度、同アプリに関連した事業を拡大し、2017年度までの3年間で累計4億円の売上を目指す考えだ。