大日本印刷(DNP)は2月26日、O2Oサービスに必要な各種機能をクラウド型で提供する「DNP O2O販促アプリ構築&運用サービス PASSMART(パスマート)」のライトプラン(簡易版)を4月に発売すると発表した。

「PASSMART」イメージ

ライトプランでは、アプリごとに作成するデザインや設定項目を最少化することにより、O2Oサービスの導入を簡易化することが可能。企業が事前に用意するものは、ロゴ画像やホーム画面用のアイコン、利用規約やプライバシーポリシー等の原稿、アプリ作成に必要な設定情報に限定される。

これにより、スマートフォンを活用した効果的な集客や販売促進を行いたい流通小売やサービス事業者だけでなく、独自の付加価値を提案して企業ブランドを高めたい企業などが、より手軽にO2Oサービスを開始することができる。

販売予定価格は、初期導入費用が50万円(税別)で、月額利用料が2つのOSに対応し50店舗限定にて10万円(税別)。月額利用料は、10店舗増えるごとに追加で3万円(税別)発生する。

DNPは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通小売やサービス業などを中心にPASSMARTのサービスを提供し、2016年度までに5億円の売上を目指す考えだ。