富士通は2月26日、情報利活用ビジネスプラットフォーム「FUJITSU Retail Solution CHANNEL Value(CHANNEL Value)」を用意し、対応サービスを6月より順次提供することを発表した。

同プラットフォームは、小売業のイノベーションを加速させることを目的に、グローバルで統一したリテールビジネスコンセプト「Connected Retail.(コネクテッド リテール)」の策定に基づくもの。「小売現場革新」と「業務・業際間連携」「グローバル展開」を軸として、さまざまなサービスを展開する予定だ。

「CHANNEL Value」全体概要

「CHANNEL Value」とは、小売ビジネスに関わるさまざまなサービスと、そこから発生するデータを一元的に管理し分析することで商品施策・販売施策の立案を支援するビジネスプラットフォーム。

消費者がどのチャネルでどのような購買行動を行ったかといった証跡情報を可視化し分析した上、最適なチャネルからの販促などを消費者ごとに実現できるほか、各種サービスの業際連携が可能になることで新たな付加価値を提供するなど、小売業のオムニチャネル対応の支援が可能だという。