米アドビ システムズは19日、画像編集ソフトウェア「Adobe Photoshop」が25周年を迎えたことを発表。これを記念して、25歳以下のアーティストを紹介するプロジェクト「Showcase Photoshop's 25 Under 25 to the world」を展開する。
同プロジェクトは、Photoshopが25周年を迎えることにちなみ、同ソフトを使っている、「25歳」以下でクリエイティブなビジュアルアーティスト「25人」を紹介する。公募制を取っており、選考への応募は、同社がCreative Cloudのサービスの一部として提供するクリエイター向けSNS「Behance」に、「Ps25Under25」のタグをつけた上で自身の作品(プロジェクト)をアップロードすることで完了する。
選定は今後数カ月かけて行われ、選ばれたアーティストはPhotoshopのInstagramハンドル(@Photoshop)を2週間使う権利が与えられ、自身の作品を世界に向けて公開することができるという。最初のアーティストは米国カリフォルニア州ベンチュラをベースに活動するイラストレーターのフレディ サンチャゴ(Fredy Santiago)氏で、同氏の作品は本日から公開される。
Photoshopが25周年を迎えたことを受け、アドビ フェローでPhotoshopの共同クリエイターのひとりであるトーマス ノールは、「こんなにも多くのクリエイティブの人々がこの製品を受け入れてくれて、多彩な使い方をしてくれるとは夢にも思いませんでした。Photoshopユーザーの方々が創り出す美しい画像、Photoshopによって生み出されるさまざまなキャリア、そして世界中のユーザーが日々発見しているPhotoshopの新たな使い方に、とても刺激を受けています」と述べている。
なお、マイナビニュースではPhotoshop25周年を受けて各界のクリエイターがPhotoshopについて語る連載「クリエイターが語る「Photoshopと私」」を掲載している。Photoshopというツールの多様な利用方法を紹介しているので、併せて参照してみてほしい。