Webのユーザー・インタフェース改善を簡単に実現する「Kaizen Platform」を運営する米Kaizen Platformは2月10日、企業のビジネスに合わせたグロースハッカーの専門チームを構成して提供する「特化型グロースハックチーム」の提供を正式に開始すると発表した。
このチームでは、グロースハッカーの専門チームがテスト設計の段階から支援を行うため、データサイエンティストやUIデザイナーなどを企業が採用し社内にチームを持つ必要がなく、教育コストや採用ミスなどのリスクを低減できる。また、同サービスで最上位の提供形態となる、プランニングのサポートも含めた「オールインワンパッケージ」では、インハウスでの運用が難しいグロースハック業務を完全アウトソースで提供する。
チームの仕組みは、同社に登録している1,400人以上のグロースハッカーの中から、過去のサイト改善実績値などを基に、スマホのサイト改善に強いチーム、ECの改善に強いチームなど一定の基準を満たした人材を選抜し、10名程度の特化型のチームを組成。チームの工数を1人月ずつ購入できる。導入により、グロースハッカー1名を自社採用するよりリスクとコストを抑えつつ高いパフォーマンスを得ることが可能となる。
Kaizen Platformでは、同サービスを2015年末までに100社以上に提供し、5億円の売上規模と、グロースハッカーネットワークの登録者数を3倍に成長させることを目標としている。