博報堂DYインターソリューションズ(HDYIS)は2月4日、博報堂DYメディアパートナーズと連携し、生活者データを活用したメディアプランニングと効果検証までをワンストップで提供する、進化型WebPRプランニングサービス「PRaD」の提供を開始した。

PRaD(プラッド)とは、Public Relation and Data analyticsの略で、豊富な生活者データの活用と緻密な効果検証によって、最適なWebPR施策の企画・実行をクライアントに提供することを表現したもの。

同社によると、これまで、WebPRの施策実行の際に重要となる対象メディアの選定などは、PRプランナー個々の「経験知」に頼ることが一般的だったという。

PRaDでは、同社の持つデータ活用力と、博報堂DYメディアパートナーズとの連携により、WebPRの企画立案から効果検証までのPDCAサイクルを定量データに基づいて実行する手法と体制を整備。WebPR施策のPDCAサイクルにおける「PLAN」と「CHECK」のステップを強化することが可能だ。

従来型WebPRとPRadの違い

PLAN面では、博報堂オリジナル大規模生活者データベース「HABIT/ex」を利用し、ターゲット層と対象メディアを選定するほか、PC/スマートフォンの大規模ユーザー行動履歴データベースを用いて、閲覧者の興味関心データをもとに、記事切り口を考案する。

CHECK面では、Google AnalyticsやAdobe Analyticsなどにより、アクション喚起効果に着目した効果検証や要因分析を実施・報告する。

PRadによるWebPRのPDCAサイクル