サイバーエージェントの連結子会社でスマートフォン広告事業を展開するCyberZは12月24日、台湾企業「Offerme2(オファーミーツー)」との資本提携に基本合意したと発表した。
Offerme2は、リワードネットワーク「Offerme2」などスマートフォン広告メディアを展開するほか、タレントを起用した独自のプロモーション手法を提供するなど、オンライン・オフライン双方で広告主のマーケティング支援を行う広告会社。
東アジアにおけるスマホゲーム市場規模は、日本や中国、韓国、台湾の成長から2013年に前年比で約2倍となる9168億円へ拡大している。そのうち、台湾の市場規模は前年比約5倍の規模へ拡大しており、東アジアにおいて最も成長率が高い地域だという。
CyberZのスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X(F.O.X)」は、これまでにも韓国最大級のアドネットワーク「Ad@m」など、アジアを主軸に展開するスマートフォンメディアと連携している。
今回資本提携を行ったOfferme2が有するメディアにおいても、「F.O.X」による広告配信および効果計測が可能となり、国内外における多くのスマートフォンメディアを対象とした広告プロモーションを「F.O.X」の1SDKで実現することができるようになる。
CyberZは、この提携によりアジア・パシフィック領域におけるスマートフォン広告事業の拡大を図るとともに、現地のマーケティングに基づいた商品開発などを通して、国内外における広告主のアジア進出支援の強化を行っていくという。