友人・知人に誕生日を祝うメールを事前に送信したい時など、日時を指定してメールを送信したいと思ったことはないだろうか。また、あまり早く返信したくないけど、かといって、後から送信しようとすると忘れそう……こともあるだろう。今回は、そんな願いをGmailで実現する方法をまとめてみた。
Right inbox for Gmail
GmailをChromで使っている場合は、Right Inbox for Gmailという拡張機能で、メールの予約送信が行える。Chorme ウェブストア内の「+無料」というボタンを押せば、インストールできる。
無料プランと有料プランがあり、無料プランだと1カ月に10通まで予約送信が行える。インストールが成功すると、メールの編集画面に「Send Later」「Remind Me」「Recuuring」というボタンが追加される。送信時刻を設定したい場合は「Send Later」を押せばよい。「At a specific time」を選択すると、時刻を指定することができる。
Right Inbox for Gmailでは、メールの予約送信のほか、返信したかどうかを確認するメッセージを表示させることもできる。
Boomerang for Gmail
Boomerang for GmailもChromeのGmail向け拡張機能だ。Boomerangの公式WebサイトもしくはChorme ウェブストアからインストールできる。
インストールが終わると、Gmailの編集画面に「Send Later」というボタンが追加される。日時を指定できるほか、「1時間後」「2時間後」「4時間後」「2日後」「1週間後」といった期間を指定することもできる。Boomerangは多機能であるのも特徴で、返信のトラッキングなども行え、Androidスマートフォンでも利用できる。
mxHero for Chrome
上記の2つの拡張機能のほか、mxHero for Chromeでも同様のことが行える。
mxHero for Chromeではメールの送信日時をカレンダー形式の画面から選択できるので、わかりやすい。そのほか、文中内のリンクがクリックされたら通知する「Total Track」、メールが読まれると5分以内に削除される「Self Destruct」、といったユニークな機能を備えている。
SndLatr Beta for Gmail
最後に紹介する拡張機能SndLatr Beta for Gmailもまた、Chromeの拡張機能だ。他の拡張機能と同様に、Chorme ウェブストアからインストールできる。
インストールが済むと、メールの編集画面に「Send Later」というボタンが追加される。メールを後から送りたい場合は、このボタンを押して日時を設定する。SndLatrもmxHero for Chromeと同様に、カレンダー形式のGUIから日時を指定できる。
独自の機能としては、「スニペット」がある。この機能によって、よく使う定型文を登録することが可能だ。