ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、米国カリフォルニア州シリコンバレーにおける情報技術の研究開発拠点であるHonda Silicon Valley Labに、コネクティッドカー技術(ネット接続型自動車技術)の研究開発機能強化のため、2014年12月に「Honda Developer Studio」を開設する。

同スタジオは、一般の開発者によるクルマでの利用に最適化したアプリ開発を支援するために開設された。初めに、Googleが発表したAndroid Autoのソフトウェア開発キットを用いたアプリ開発を積極的に支援する。

具体的には、アプリ開発者がHondaの技術者と協働し、実際のクルマの画面での見え方、アプリの操作性、オーディオの聞こえ方やボイスコマンドの正確性などを、誰でも検証できるよう、オープンな実験スタジオが設けられるという。

「Honda Developer Studio」