エルピクセルは11月18日、ズカンドットコムとの共同開発により、ライフサイエンス研究者向けの論文紹介スライド等を共有するプラットフォーム「ゼミログ」をリリースしたと発表した。

「ゼミログ」は、論文紹介やスライドの共有、コメント投稿などが可能なプラットフォーム。論文は分野ごとに分類されており、キーワード検索等と別に研究者が興味ある分野に関するスライドを検索できる。

スライド共有機能では投稿や閲覧、コメント、いいねができる。また、「論文200字紹介」と呼ばれる機能では、読んだ論文について200字以内で簡単にまとめて共有できるコミュニティが用意される。

共有やコメントといった出来上がったものに対する意見だけではなく、「スライド見本」という機能では伝わりやすい論文紹介のスライド見本が用意され、テンプレートとしても利用できるようになる。

ほかにも「フリートーク」という実験、研究、学会、論文についてなど幅広く自由に議論できるコミュニティも提供される予定だ。

なお、ゼミログでは、研究発表のユニバーサルデザインの普及を推し広めている片山 なつ氏や高橋 佑磨氏の協力のもとに作成したスライドの見本を提供している。