JR西日本、北陸新幹線金沢開業で新設する2つの特急の名称を決定

JR西日本は10月7日、2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業に合わせて、北陸本線(金沢～福井駅間)、七尾線(金沢～和倉温泉駅間)において新たに運転を開始する特急列車の列車名が決定したと発表した。

北陸本線・金沢－福井駅間を運転する特急は「ダイナスター」となる。名称の由来は、福井県は、県立恐竜博物館に代表されるように観光資源として「恐竜」の人気が高まっていることから、恐竜の英訳「ダイナソー」と地元の期待を込めた「スター」を組み合わせたことにある。

「ダイナソー」は1日3往復、「サンダーバード」と同一車両(681・683系)で運行する予定。来春には、北陸本線福井駅西口外壁に恐竜壁画の設置が予定されている。

七尾線・金沢－和倉温泉駅間を運転する特急は「能登かがり火」となる。名称の由来は、能登各地には、キリコ祭りに代表される「火」や「灯り」を連想させる夏祭りがたくさんあり、このような「火」と結びついた幻想的な能登の風景、かがり火の燃え盛る勢いをイメージしてつけたことにある。

「能登かがり火」は1日5往復、、「サンダーバード」と同一車両(681・683系)で運行する予定。