電通は10月3日、同社の100%子会社となる電通デジタル・ホールディングス(DDH)と共同で、DDHが運営する電通デジタル投資事業有限責任組合(電通デジタル・ファンド)を通じてトライベック・ストラテジー(トライベック)への出資を実施した。

トライベックは、企業の自社サイトなどオウンドメディアのコンサルティングを中心に事業を展開している。同社と電通は2011年9月、企業を取り巻くメディア環境の変化に対応し、ソーシャルメディアなどと連動して生活者とコミュニケーションが図れているかを可視化する「コミュニケーション力診断」の共同開発・提供を目的に業務提携を実施。2014年3月には、オウンドメディアの価値を総合的に評価できる「ウェブロイヤリティ総合診断サービス」の提供も開始した。

電通は、今回の出資目的を、「提携関係をより強固なものとし、電通グループのオウンドメディア領域におけるソリューションをさらに強化・加速すること」としている。