生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は9月26日、10代から30代の女性500名を対象とした「WEBによる情報収集」に関する調査を行い、その結果を発表した。同調査は、9月16日と17日の2日間にインターネット調査で実施されたもの。

同調査によると、対象の世代が1日あたりに「Web(パソコン・スマートフォン・タブレット端末など)で情報収集をする時間」は、平均で「121分」。毎日2時間以上Web上で情報収集を行っていることが明らかとなった。対象者を年代別で集計すると、最も長時間であったのは「10代女性」で平均「135分」だという。

WEBで情報収集する時間と時間帯 資料:トレンド総研

続いて、「WEBで情報収集をするのは何時頃が多いか」という質問には、全年代において「22~23時頃(46%)」が最も多く(10代・43%、20代・49%、30代・46%)、同時間帯が女性たちのインターネット利用における「ゴールデンタイム」といえる。同時間帯以外の回答は、「20~21時頃(41%)」「18~19時頃(21%)」と夜の時間帯に集中していることが分かる。なお、10代女性においては「20~21時頃」の時間帯が、「22~23時頃」と同率1位になった。

また、「普段、女性向けのニュース・情報サイト(女性を読者ターゲットにしたWebメディア)を見ることはあるか」という質問では、58%と約6割が「ある」と回答。興味・関心のある「女性向けニュース・情報Webサイト」を聞いたところ、下記のような順位となったという。

WEBで情報収集する時間と時間帯 資料 : トレンド総研

1位は、サイバーエージェントが運営する女性限定の匿名コミュニティサイト「GIRL'S TALK」。恋愛や人間関係、仕事、ナイトライフなど、ユーザーの生々しいホンネが楽しめるWebサイトとなる。2位は、小学館が運営する「美レンジャー」で、3位は、マイナビが運営する「マイナビウーマン」という結果となった。

同結果は、「どのようなテーマの情報に興味・関心があるか」という質問対する、「ファッション(55%)」「食・グルメ(49%)」「エンタメ(47%)」「美容(42%)」「旅行(38%)」などの回答と合致しているようだ。