メタップスは9月18日、オンライン決済サービス「SPIKE」の事業者数(個人・法人含む)が、開始から5カ月で2万5000件を突破したと発表した。2014年9月末には3万件を突破する見込みだという。
SPIKEは2014年4月にβ版を公開したオンライン販売・決済サービス。最短1分、専門知識不要でリンクを設置するだけで利用できる手軽さが特徴だ。ECサイトに数行のコードを実装すればカード決済が導入できるAPIも提供しており、中~大規模ECサイトにも対応している。
料金は、初期費用・月額・決済手数料が無料で、月間決済額100万円まで利用可能な「フリープラン」と、月額3000円で月間1000万円までは決済手数料0%(超過分は2.5%+30円)で利用できる「ビジネスプレミアム」の2プランから選べる。
通常、事業者がインターネット上でクレジットカード決済を導入する場合、決済ごとに平均約3%の手数料+30円程度のトランザクションフィーが発生し、システム周りのプログラミングも必須となる。
同サービスはこれを不要にし、Web上のあらゆる場所で簡単にオンライン販売を可能にするもの。手続きの煩雑さや手数料が障壁となって、これまでカード決済の導入が難しかった個人事業主やベンチャー企業、中小企業などを対象としている。