ANAとルフトハンザカーゴは9月3日、日本・欧州路線における戦略的な航空貨物共同事業(ジョイントベンチャー)について、国土交通省よりATI(独占禁止法適用除外)認可を受けたと発表した。

申請は今春に両社を代表してANAが国土交通省に対し行い、欧州ではEU競争法の規定に基づき外部弁護士による事前の自主監査をすでに完了している。

協業第1弾として、2014年冬季スケジュール中から日本発欧州向けで、続いて2015年中に欧州発日本向けで共同事業を開始することを目指し、今後数週間のうちに共同事業の契約書に調印をする予定。

両社は、成田・中部・デユッセルドルフ・フランクフルト・ミュンヘン(計画中)などの主要空港における貨物上屋を統合することでワンストップのサービスの提供を目指す。