日本音楽著作権協会(JASRAC)は、青森県警察本部生活安全部保安課サイバー犯罪対策室と八戸警察署が8月8日にファイル共有ソフト「Share」を使用してインターネット上に音楽ファイルなどを公開していた青森県の男性(35歳)を、青森地方検察庁に送致したことを発表した。

発表によるとこの男性は、JASRACの管理楽曲を無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザーに送信可能な状態にして著作権(公衆送信権)を侵害していたため、5月21日にJASRACが告訴していた。

警察の調べによると、この男性は7年以上前から、Shareのほか「Winny」「PerfectDark」を利用してインターネット上に多くの音楽ファイルを公開していたことがわかっているという。また、男性は音楽・動画ファイルのダウンロードも多数行っており、入手したファイルを外部ハードディスクに保存していた。