NTTドコモは8月7日、海外でもLTEによる高速パケット通信サービスを利用できるLTE国際ローミングアウトの対象国・地域に、7日からグアム、22日からタイを追加する。LTE国際ローミングアウトは、渡航者の多い国を中心に順次拡大しており、今回の対象国・地域の拡大により合計15の国・地域でサービスを提供することになるという。

LTE国際ローミングアウトの通信料金は、海外パケット定額サービスの1日(24時間)あたり980円から利用できる「海外1dayパケ」や、1日最大2,980円の「海外パケ・ホーダイ」が適用可能だ。

また、海外の携帯電話事業者と契約しているユーザーが日本に渡航した際に、ドコモのLTE国際ローミングインのサービスを利用できる対象国・地域について、8月22日からイタリアおよびバチカンを追加し、2014年5月以降に追加された中国を含め、合計16か国に拡大する。なお台湾については、8月8日にChunghwa Telecomを対象事業者に追加する。