国土交通省は8月6日、「超小型モビリティの導入促進」事業の支援に向けた公募を開始すると発表した。

超小型モビリティとは、従来の自動車に比べて小さく、一人乗りまたは二人乗りの自動車。通常の自動車に比べててエネルギー消費量が6分の1程度の省エネルギー性能や、高齢者向けの移動手段として注目を集めている。

今回、国土交通省は超小型モビリティの普及に向け、協力してくれる地方公共団体・企業を募集する。「超小型モビリティの特性・魅力を引き出すための創意工夫にあふれ、低炭素・省エネ型まちづくりと一体になった先導・試行導入事業」を求めるとしている。

支援内容は、実際の車両導入にかかる費用、事業計画立案および効果評価の費用など。地方公共団体の場合は全費用のうち2分の1、民間企業の場合は3分の1を補助する。

募集期間は9月3日まで。その後、応募された事業計画を外部有識者などが評価して補助対象事業を決定する。

超小型モビリティ導入促進」事業の内容