「LUMINE meets ART AWARD 2014」メインビジュアル

ルミネは、若手アーティストから一般公募した作品を東京都・新宿のルミネ館内に展示する「LUMINE meets ART AWARD 2014」を開催する。応募締め切りは9月30日。グランプリ作品に100万円、準グランプリ作品には50万円などの賞金が用意されるともに、受賞作品はルミネ新宿館内やルミネエスト新宿のデジタルサイネージに展示される。出展料は無料。 同アワードは、アーティストの発掘・活動支援を目的として2013年より開催されているアートアワード。優秀作品は、ルミネ館内のエレベーターやウインドウ、催事スペースなどに展示され、来館者は買い物や食事を楽しみながらアート作品を堪能できる。昨年度は569点もの応募があり、その中から選出された5作品がルミネ館内に展示されたという。昨年の受賞作品は、同アワードのWebページより見ることができる。

本年度の募集部門は、エレベーター部門、ウィンドウ部門、インスタレーション部門、デジタルサイネージ部門。10月上旬と中旬に1次審査と2次審査が行われたあと、11月5日にルミネ新宿で公開審査が行われ、授賞式は2015年1月31日が予定されている。入賞者には、グランプリ(1名)に賞金100万円、準グランプリ(1名)とルミネ賞(1名)にそれぞれ賞金50万円、オーディエンス賞(1名)と入賞(若干名)にそれぞれ賞金10万円が贈られるほか、入賞作品は2015年2月より、ルミネ新宿内の2基のエレベーターやウィンドウ、催事スペース、そしてルミネエスト新宿・新宿東口ロータリー前に昨夏登場した大型デジタルサイネージに展示される。審査員は、小山登美夫ギャラリー代表の小山登美夫氏、コピーライター、クリエイティブディレクターの尾形真理子氏、イメージソース代表取締役の小池博史氏、放送作家の倉本美津留氏、モデル/女優のKIKI氏、写真家の宮原夢画氏、hpgrp GALLERY TOKYO ディレクターの戸塚憲太郎氏、ルミネ営業部長の諏訪博氏の8名が務める。

昨年のグランプリ「mirage#6(ミラージュロク)」/ウィンドウ部門、堀康史さん作(左)と、準グランプリ「Tranquility(トランキュイリティ)」/エレベーター部門、深沢尚宏さん作(右)

また、応募条件として「応募書類提出時点で20歳以上、40歳未満であること」、「日本語でコミュニケーションが取れること」、「授賞式に参加できること(ウィンドウ、インスタレーション部門は、搬入出にも参加できること)」が設定されている。応募方法は公式Webサイトの「エントリーフォーム」からエントリーする。そのほか、応募者向け企画として、8月22日と8月29日の両日、東京都・港区青山の「WORK WORK SHOP」にて実際に審査員から作品について率直な意見を聞くことができるアーティストポートフォリオレビューの開催が予定されている。なお、関連イベントなどの最新情報は今後、公式Webページに掲載されるということだ。