ソフトバンク・テクノロジー(以下、SBT)はこのほど、標的型攻撃対策ソリューションを提供するセキュリティ企業ファイア・アイと、「FireEye」製品における国内販売一次代理店契約を締結した。

FireEyeは、従来型のセキュリティ対策を回避する高度な標的型攻撃に対して、独自開発の仮想基盤を用いたシグネチャレス解析により未知の脅威を検出するアプライアンス製品。世界中のネットワーク環境に接続されたFireEye アプライアンスを相互接続し、最新のサイバー攻撃に関する情報をリアルタイムで共有。効果的な対策を行えることが特徴だ。

標的型サイバー攻撃対策ソリューション「FireEye」

今回の契約により、SBTでは2週間の無償トライアルおよび標的型攻撃の診断サービス(POV: Proof of Value)の提供を開始。ユーザーの環境にFireEyeを設置し、一定期間稼働させて標的型攻撃の有無を判定する。

また、攻撃を受けたネットワークに対しては有償で「社内マルウェア駆除サービス」を提供し、同社において標的型攻撃の検知・解析から駆除までをトータルにサポートするとしている。