SAPジャパンは、データ・ディスカバリー・ソフトウェア「SAP Lumira」の最新版を提供開始すると発表した。

「SAP Lumira」は、データを可視化し、直感的なデータ分析を可能にするソリューション。シンプルなユーザーインタフェースで、専門的な知識がなくてもデータを視覚化でき、現場のユーザー自身によるデータ活用を促進する。

SAP HANAをはじめ主要なデータベースに対応しており、これらのデータソースから読み込んだデータを加工しながら、ドラッグ&ドロップの簡単な操作によってグラフやインフォグラフィックを作成できる。

最新版では、BIプラットフォームとの連携をサポートし、扱うデータをSAP BusinessObjectsのプラットフォーム上で統制・管理することができる。そのため、企業全体でデータの統制を保ちながら、ビジネスユーザーが簡単にデータを活用できる。予測分析ソフトウェア「SAP InfiniteInsight」との連携もサポートし、SAP Lumiraから予測分析を実行することが可能。

さらに、視覚化したデータをもとに、ストーリーボードと呼ばれるプレゼンテーション用の資料も簡単に作成することができる。

視覚化したデータやストーリーボードは、クラウド(SAP Lumira Cloud)上またはサーバ(SAP Lumira Server)上で共有可能で、ブラウザ上からビジュアル化したデータを呼び出すことができる。

同製品は、Excelファイルとテキストファイルのみをデータソースとし、ローカル環境だけで利用する場合は、無料でダウンロードして利用できる。SAP Lumira Cloudは1GBまでならばば無料でアカウントを開設し、利用可能。

「SAP Lumira」のパラレルチャート

「SAP Lumira」の円グラフ