KDDIと住友商事は7月16日、ミャンマー連邦共和国における通信事業への参入を発表した。

両社は、シンガポール共和国に合弁会社「KDDI SUMMIT GLOBAL SINGAPORE PTE. LTD.(KSGS)」を設置。KSGSが、ミャンマーに子会社「KDDI Global Myanmar Co., Ltd.(KSGM)」を設立した。

KSGMとミャンマーの通信機関「ミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)」は、事業協力や利益分配などを規定したこの共同事業に関わる契約を締結。KDDIと住友商事は、KSGMを通じて事業を行なう予定だ。

両社によると、ミャンマーは約6500万人の人口がありながらも、携帯電話の普及率が約10%にとどまるため、今後大きな需要の増加が期待できるという。

KDDIの総合通信事業者として国内外で培ってきた経験や技術力、住友商事のミャンマーにおける60年以上の事業実績がミャンマー政府に評価され、今回のミャンマーにおける通信事業の契約締結に至ったとしている。