ウイングアーク1stは7月15日、帳票基盤ソリューション「SVF」の最新版「SVF Ver.9.2 SP1」の出荷を開始したと発表した。
「SVF」は、企業の帳票やドキュメントを設計開発からアウトプットまで一元管理する、帳票基盤ソリューションで、最新版「SVF Ver.9.2」では、ますます加速するグローバル環境での運用やビジネス環境の変化に対応できる、帳票基盤を構築するための拡張性を強化。帳票開発における多言語対応やプリンタ機種の対応拡充、SVFからPDFファイルを直接プリンタに送信して印刷できる機能を追加。さらに、クラウド環境での帳票基盤運用をサポートするセキュリティの強化など、帳票基盤の安定運用を軸においた機能等を強化した。
また、SVFの旧バージョンから最新SVFへのバージョンアップへの移行を支援する「SVF Migration Tool」も同梱。このツールは、SVF関連製品のデータを最新バージョンの形式に自動更新し、移行前と移行後の環境での印刷検証を自動で行う。ツールが自動で帳票の移行およびチェックを行うため、移行にかかる作業を大幅に軽減し、スムーズで確実なバージョンアップを行える。
現在、特別価格でバージョンアップを支援する「バージョンアップキャンペーン」を7月15日から2015年3月29日まで実施中。対象は、SVF Ver. 6.3/7.x/8.xを利用中で、継続して保守サポート契約を締結しているユーザーを対象とし、SVF Ver. 9.2への移行を実施する際に、SVF新製品を特別価格にて提供する。