タグキャストは7月1日、Bluetooth発信機「TAGCASTビーコン」の一般受付を開始した。

TAGCASTは、設置したTAGCASTビーコンからBluetoothでスマートフォンにデータを送り、ビーコンの位置情報を登録した「TAGCASTクラウド」からアプリが位置情報などのデータを取得するサービス。これにより、GPSを受信できない場所にある店舗などでも、位置情報を利用したクーポン配布などのサービス提供が可能になる。

また、アプリ開発者向けにTAGCASTクラウドやTAGCAST-SDKを無償で提供。GPSを利用と同じように位置情報を利用したサービスの開発ができる。これまでに、商業施設内の特定の場所における商品案内やスタンプラリー、渋谷駅構内や周辺地下街における経路案内の社会実験などに採用されている。

GPSが届かない場所で位置情報を利用できる

電源なしで設置可能なTAGCASTビーコン

今回提供されるTAGCASTビーコンは、電源不要の小型のBluetooth発信機。同社Webサイトより申し込み、届いたTAGCASTビーコンを設置するだけで利用が可能となる。

位置情報の提供サービス料は月額500円(税別)。現在、先着5000店を対象に6ヶ月間無料で利用できるキャンペーンを実施中だ。