朝日新聞社とオウケイウェイヴは6月30日、インターネットを利用した健康・医療・介護情報を提供するコミュニティー・プラットフォーム事業を共同で進めるため、合弁会社「株式会社アピタル朝日新聞OKWave」を設立したと発表した。

同合弁会社は、朝日新聞社の運営する健康や医療、介護情報を提供するサイト「apital(アピタル)」と、オウケイウェイヴが運営する医療・健康領域での専門コミュニティー「ライフデザイン by OKWave」の特長を融合させたコミュニティー・プラットフォームの運営を行う。

「apital(アピタル)」イメージ

「ライフデザイン by OKWave」イメージ

同プラットフォームの名称は、朝日新聞社のapitalを受け継ぐ予定。年内にはサービス開始する見込みとなっており、朝日新聞社による医師らへの取材に基づいたコンテンツと、「OKWave」による生活者のリアルな不安や悩みについてのQ&Aを連携させるほか、医師などの医療従事者の協力も得て、幅広いサービスを展開するという。

なお、アピタル朝日新聞OKWaveの代表取締役社長には、朝日新聞社から古株均氏が就任。代表取締役副社長には、オウケイウェイヴ取締役の浅川秀治氏が就任した。両社からの出向者など、9名の従業員で事業を開始する。