ネットアップ6月18日、SAN、NASのいずれもサポートする同社のユニファイドストレージ製品において、新製品としてハイエンド ストレージ「FAS8080 EX」と、エントリーモデルのストレージ「FAS2500」シリーズを発表した。

FASシリーズは、今後2500シリーズと8000シリーズの2つのラインナップになる

新製品の概要

「FAS8080 EX」は、ネットアップのストレージ製品で最も高いパフォーマンスとスケールアウト型アーキテクチャーを備え、最大400万IOPSまでパフォーマンスを拡張でき、4.6PB以上の容量を備えたオールフラッシュアレイ構成や、約500TBのフラッシュ キャッシュを搭載したハイブリッド構成にすることもできる。

「FAS8080 EX」は、FAS/V6290の後継モデルで、CPUコアは24から40に、物理メモリは192GBから256GBに、NVRAMは8GBから32GBに拡張されている。インタフェースは10GbE×8、UTA2×8(10GbE/16Gb FC)、GbE×8、6Gb SAS×8、PCIe Gen3×24。 最少構成価格は2,413万円~。

FAS/V6290からの強化点

FAS8000シリーズの仕様一覧

エントリーストレージのFAS2500シリーズは、ネットアップ独自のストレージOSであるNetApp Data ONTAPを搭載し、2Uの「FAS2520」(最大84ドライブ:最大336TB)と「FAS2552」(最大144ドライブ:最大518TB)、および4Uの「FAS2554」(最大144ドライブ:最大576TB)の3つのランナップがある。それぞれ、「FAS2220」、「FAS2240-2」、「FAS2240-4」の後継モデルとなる。FAS2500シリーズの最少構成価格は120万円(税別)~。

FAS2500シリーズの強化ポイント