電通は5月28日、海外本社「電通イージス・ネットワーク」傘下の米国イージス・ライフスタイルを通じて、総合マーケティング会社であるMKTGの100%株式取得に向けた買収手続きを開始すると発表した。MKTGの取締役会は、買収に関し全会一致で賛同。同社経営陣は買収成立後も、継続してMKTGの経営に参画していくという。

MKTGは、米国の広告市場において、顧客の関心が高まっているエクスペリエンシャル・マーケティングに強みを持つ企業。1992年の設立当初から、この分野をビジネス領域とし、年間約7万件に及ぶイベントを実施しているほか、デジタル・マーケティングや販促プロモーション、戦略調査などを含む総合的なマーケティング・サービスを提供している。

MKTGの公式Webページ

エクスペリエンシャル・マーケティングとは、商品やサービスを実際に体験できるマーケティング・イベントを通じて、ブランドに対する消費者のエンゲージメントを高め、好意的な口コミ(バズ)やソーシャルメディアでの拡散を促す手法となる。これにより、コミュニケーションの好循環を生み出すことができる。

なお、MKTGは、米OTCブリティンボード市場に上場する企業であり、買収には、米国証券取引委員会や同社株主総会での承認等の手続きが必要となる。従って、取得完了は2~3カ月後を予定している。