ゾーホージャパンは5月21日、人事異動時や組織改編時に大きな負荷となる、Windows Active Directory上のユーザ情報の更新作業を効率化するID管理ツール「ManageEngine ADManager Plus(以下、ADManager Plus)」の出荷および販売を開始すると発表した。
本製品は、Active Directory上のID管理を効率化するツールで、CSVインポートやテンプレート適用によるADアカウント情報やファイルサーバ/Exchange属性の一括更新により、更新作業の時間を短縮する。
また、Active Directory運用時の複数のタスクの自動化やスケジューリング、オブジェクト作成/変更/削除業務における申請/承認ワークフロー機能により、繰り返しの管理作業もセキュリティポリシーを維持しながら自動化できるという。さらに、多様なフィルター条件指定とスケジューリング送信が可能なレポート機能も備えている。
「ADManager Plus」は、ドメイン数とオペレータ数(製品を利用する管理者以外のユーザ数)に基づくライセンス体系で提供。管理するADオブジェクト数には依存せず、オペレータ0名で管理者のみの場合、通常ライセンス33万5,000円(税別、初年度保守サポート費用込)から提供。大企業に拘らず中堅規模の企業や組織でも導入しやすい価格設定となっている。