JPCERTは5月14日、PDFファイル閲覧ソフト「Adobe Reader 」およびPDFファイル作成・変換ソフト「Adobe Acrobat」の脆弱性について注意喚起を行った。
今回、公表された脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者が細工したPD ファイルなどをユーザーに開かせることで、Adobe ReaderやAcrobatを不正終了させたり、ユーザーのPC上で任意のコードを実行させたりするおそれがある。
対象となる製品とバージョンは、「Adobe Reader XI (11.0.06) およびそれ以前」「Adobe Reader X (10.1.9) およびそれ以前」「Adobe Acrobat XI (11.0.06) およびそれ以前」「 Adobe Acrobat X (10.1.9) およびそれ以前」。
対策は、 Adobe ReaderおよびAcrobatを以下の最新のバージョンに更新 することだ。
- Adobe Reader XI (11.0.07)
- Adobe Reader X (10.1.10)
- Adobe Acrobat XI (11.0.07)
- Adobe Acrobat X (10.1.10)
