Net Applicationsから2014年3月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。2014年3月はSafariとChromeがシェアを増やし、逆にAndroid Browserはシェアを減らした。Androidを搭載したスマートフォンやタブレットデバイスで使用されるブラウザがAndroid BrowserからChromeへ変わりつつあるものと見られる。Chromeは強い成長傾向を見せており、今後もこの傾向が続くものとみられる。

バージョン別に見るとSafari 7.0が34.29%と最も多く、これにAndroid Browser 4.0の23.04%が続いている。ChromeはChrome全体としてはシェアが増加しているもののバージョン間の分断が多く、個別に見るとそれぞれのシェアは少ない値に留まっている。Chromeは短周期でバージョンアップを繰り返すため、今後もこの傾向は継続するものとみられる。

2014年3月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2014年3月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2014年3月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2014年3月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移 備考
1 Safari 53.91% 53.52%
2 Android Browser 23.44% 23.84%
3 Chrome 12.94% 12.09% 強い成長傾向
4 Opera Mini 3.51% 4.67%
5 Microsoft Internet Explorer 2.31% 1.70%
6 Proprietary or Undetectable 1.30% 1.36%
7 BlackBerry 0.54% 0.76%
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移 備考
1 Safari 7.0 34.29% 32.71%
2 Android Browser 4.0 23.04% 23.46%
3 Safari 6.0 6.22% 7.31%
4 Safari 8536 3.25% 3.32%
5 Safari 5.1 2.69% 3.00%
6 Safari 537 3.17% 2.84%