スタイリッシュなホームページが簡単に作成できるソフトとして定評のあるデジタルステージのWeb制作ソフト「BiND for WebLiFE*」の最新版が、3月20日に発売になる。ひと足お先に評価版を試用したので、新機能と操作感などをレビューしたい。

そもそもBiNDとは?

まずは、既にBiNDのユーザーには不要な説明だが、知らない人や使用したことのない人向けに本ソフトの簡単な解説から。

2007年に初代が発売になった本ソフトは、テンプレートをカスタマイズし、CMSのようにホームページが作成できるという、従来にはなかった画期的な手法を取り入れたことで話題となった。しかも、デザインのテンプレートがどれも洗練されていて、素人でもプロのようなスタイリッシュなホームページをつくることができ、プロにとっては作業を簡略化できるメリットも持ち合せている。

以降、ほぼ1年に1回のペースでバージョンアップを重ね、今回が第7弾となる「BiND for WebLiFE* 7」として登場した。毎回のバージョンアップは、主にその年のWebインタフェースのトレンドを取り入れるかたちで行われている。もちろん、今回もこれまで同様、最新のWebテクノロジーを素人でも簡単に扱えるようになっているのが特長だ。

ソフトを起動すると、まずはテンプレートを選択することから始めるのが本ソフトの特徴。通常のホームページのほかに、FacebookやWordPress用のテンプレートなどもある

テンプレートを選択後の初期画面。既に完成されたテンプレートデザインをブロックごとにカスタマイズしていく

[このページを編集する]のボタンを押すと編集画面に。編集可能な箇所がブロックごとに区分けされている

任意のブロックを選択し、[編集]をクリックすると編集用の画面が開く。CMSの要領でイメージやテキストを変更したり、追加したりしていく。画面は簡素化された機能とインタフェースで編集できる"スマートモード"の一例

より詳細に編集できる"エディターモード"の一例

タイトル画像などを編集するプラグイン「SiGN」の画面