富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは2月25日、メール誤送信防止製品「SHieldMailChecker 誤送信防止」にMicrosoft Outlookと連携した新機能を追加したことを発表した。

「SHieldMailChecker 誤送信防止」は、メール送信時に送信確認画面を表示し、送信者に宛先や添付ファイルの再確認を促すことで、「うっかりミス」によるメールの誤送信を未然に防止するクライアントソフトウェア。

送信確認画面のイメージ

追加された新機能は、同姓宛先の取り違えを防ぐための送信相手の所属部署表示機能と、会議出席依頼時やタスク依頼時の宛先確認機能、添付ファイルの自動ZIP暗号化機能の3つ。また、添付ファイルの自動ZIP暗号化機能のパスワード通知については、差出人のみにメールで伝える方法と、差出人と全ての受信者に自動で伝える2通りの方法が用意されている。差出人だけがパスワード通知を受ける場合は、差出人が別の手段で受信者へパスワードを伝えるため、よりセキュリティを強固にすることができるとしている。

このほか、クラウド版グループウェアサービス「Microsoft Office 365」にも新たに対応した。

販売価格は従来通りで、最大100ユーザーまで利用できる基本ライセンスパックが31万5000円からなどとなっている。また、ユーザー数にかかわらず月額42万円で利用できる「メール誤送信防止サービス」も用意されている。