NTTアイティは2月21日、市販のメガネ型カメラとスマートフォン/タブレットを利用してWeb会議に参加できる「ミーティングプラザ 見てコラボ」を、3月10日より発売開始すると発表した。

「ミーティングプラザ 見てコラボ」は、現場の担当者が装着しているメガネ型カメラの映像音声を、遠隔地の専門家が見て聞いて、指示を与え、共同作業を行うことにより、現場作業の効率化を図る製品。

同製品は、現場のメガネ型カメラとスマートフォン/タブレット、ミーティングプラザサーバ、遠隔地のPC、タブレットで構成されている。

現場のメガネ型カメラには、Webカメラ、マイク、骨伝導スピーカが内蔵され、それらはスマートフォン/タブレットと有線で接続されており、現場のスマートフォン/タブレットは、インターネット/イントラネット内のミーティングプラザサーバを介して、遠隔地のPC、タブレットと接続されている。

「ミーティングプラザ 見てコラボ」の概要

また、現場の作業員の見ている映像が画面に表示され、それを見て音声で指示を出すことが可能。画面には32拠点までの映像を表示できるため、多拠点の現場の映像を同時に見ながら、それぞれに指示を出すことができるほか、指示を出す拠点を複数にすることが可能で、拠点間で議論をしながら複数の現場に指示を出すこともできる。

メガネ型カメラを装着した現場の作業員

遠隔地のPC、タブレットの画面

映像音声ドライバーの設定、映像フレームレート、画像サイズの設定、音声ボリュームの設定なども自由に操作できる。

同製品の利用環境として、会議端末として使用できる端末「メガネ型カメラと接続可能端末」はWindowsタブレット(3月10日より使用可能)、Androidスマートフォン/タブレット、「その他の端末」はWindows PC、Androidスマートフォン/タブレット、iPad/iPhone、Mac等。

重量は、メガネ型カメラが50g程度、スマートフォン/タブレットが100グラムから500グラム程度となっている。

同製品は、NTTアイティのサーバを利用するクラウドサービスと、利用者がサーバを購入して運用するオンプレミスで提供され、価格は、クラウドサービスが月額使用料2,500円から、オンプレミスはオープン。