Safariが増加 - 1月ブラウザシェア(モバイル)

Net Applicationsから2014年1月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。2014年1月はSafariがシェアを伸ばし、Android Browserがシェアを減らした。Chromeは今月もシェアを増やしている。モバイル/タブレットブラウザのシェアはモバイルオペレーティングシステムのシェアと連動する傾向があり、SafariとAndroid Browserのシェアはモバイルオペレーティングシステムのシェアと連動している。Chromeはこの動きとは独立して増加傾向を続けている。バージョン別に見るとChromeがChrome 32.0へ移行を進めた月となった。上位10位にChromeが4バージョン存在している。

複数のバージョンのブラウザが混在することはWebサイトやWebアプリケーションの開発者にとって悩みの原因となる。モバイルブラウザで実現できることはデスクトップ向けのブラウザよりも制限されていることが多く、デスクトップからスマートフォン、タブレットデバイスで動作するWebサイトやWebアプリを開発するには開発方法論の活用も含めてテクニックが必要となることが多い。

順位	ブラウザ	シェア	推移	備考
1	Safari	54.96%	↑
2	Android Browser	23.48%	↓
3	Chrome	10.88%	↑
4	Opera Mini	4.52%	↑
5	IE	1.63%	↑
6	BlackBerry	0.82%	↓

順位	バージョン別ブラウザ	シェア	推移	備考
1	Safari 7.0	32.91%	↑
2	Android Browser 4.0	23.12%	↓
3	Safari 6.0	8.28%	↓	Safari 7.0へ移行中とみられる
4	Safari 8536	4.54%	↑	5位から4位へ
5	Chrome 31.0	4.13%	↓	4位から5位へ。Chrome 32.0へ移行中とみられる
6	Safari 5.1	3.44%	↓
7	Chrome 32.0	2.84%	↑
8	Safari 537	2.48%	↑	7位から8位へ
9	Chrome 18.0	1.54%	↓	8位から9位へ
10	Chrome 28.0	1.48%	↑	11位から10位へ
11	Opera Mini 4.2	1.39%	↑	9位から11位へ
12	Safari 5.0	1.12%	↓	10位から12位へ
13	Silk	1.06%	↑
14	IE 10.0 Mobile	1.06%	↑	12位から14位へ