日立製作所と日立アプライアンスは30日、HITACHIブランドの大容量冷蔵庫「真空チルドFS」Xシリーズ2機種が、ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会が主催する「iFデザイン賞 2014」において「iFプロダクトデザイン賞2014」を受賞したと発表した。

大容量冷蔵庫「真空チルドFS」Xシリーズ

「iFデザイン賞」は、近代デザイン発祥の地とされるドイツで1953年から始まった、世界的に権威のあるデザイン賞。独創性や美しさといったデザイン面だけでなく、性能や使いやすさ、品質といった基準も含めた総合力で評価するもので、プロダクトデザイン賞、コミュニケーションデザイン賞など複数の賞から構成される。今回は世界55の国と地域から4,615件の応募が集まったといい、そのうち1,626件が受賞を果たした。

今回このプロダクトデザイン賞を受賞した「真空チルドFS」Xシリーズ2機種(R-X6700D / R-X6200D)は、大容量の冷蔵庫を空間にすっきりと設置できるよう、ドア面の凹凸を抑えたフラットなデザインを採用。これにより、周囲の家具やシステムキッチンに合わせやすく、インテリア空間を美しく演出することが可能となっている。また本体カラーには、濃い木目のインテリアにもよく馴染む「グラデーションマグノリア」の色調もラインナップした。

さらに同シリーズは、冷凍室下段と野菜室の電動引き出しに加え、冷蔵室にも操作部に指先でタッチするだけで自動でドアが開く「電動冷蔵室ドア」を採用しており、使い勝手にも配慮しているのが特徴という。