プラスは1月23日、大阪府東大阪市に会社印、組み合わせ印、ネーム印などのオーダーメイドスタンプを製造する新工場「プラス ステーショナリーカンパニー 大阪工場」を設立すると発表した。

オーダーメイドスタンプの一例

大阪工場の延床面積は約400m2(120坪)、生産能力は最大4000個/日。同社所沢工場に続くスタンプ生産拠点として2月1日より稼働する。

同社は、1993年より所沢工場でオフィス用品通販チャネル向けを中心に、顧客の注文に応じた印面を製作するオーダーメイドスタンプの生産を開始。約1800の商材を注文当日に出荷できるスピーディーな受注・生産体制(最大8000個/日)を確立したという。

西日本エリアに大阪工場を設立することで、生産能力の約5割増強が見込めるという。また、これまでオフィス用品通販チャネルを通じて翌々日にしか配送できなかった九州地方の顧客に対して翌日配送可能な体制を整えられるとしている。

今後は、従来のBtoBチャネルを軸に一層の需要拡大を目指すとともに、新規販売チャネルの開拓を積極的に進め、ネット通販や店舗を通じたBtoC市場への参入を視野に、スタンプ事業の拡大を図っていくという。