凸版印刷とダイヤモンドレンタルシステム(以下、DRS)は、共同でデジタルサイネージ(電子看板)機器のレンタルサービスを2014年1月初旬より本格的に開始すると発表した。

凸版印刷は、アクティビティサイネージソリューション「ReView(レビュー)」の事業を積極的に推進。「ReView(レビュー)」は、プロモーションの企画からデジタルサイネージの設計・開発、サイネージ向けのコンテンツ制作や配信・運用、効果測定までをワンストップで提供するアクティビティサイネージソリューションで、デジタルサイネージを活用した来店誘引や購買喚起など、販促プロモーションの導入負荷を削減し、従来よりも低コストでデジタルサイネージを活用した効果的な施策が実施できるようになる。

今回提供を開始するサービスでは、「ReView」ブランドとして展開している、イーゼル型から、キオスク型、コミュニケーションテーブル型など幅広いデジタルサイネージ機器を選択可能。

左:イーゼル型 / 右:インフォメーション端末(キオスク)

さらにDRSの協業とオペレーションの合理化により、これまでの一般的なレンタルサービスと比較して、約20%のコストを削減。よりスピーディーで低コストに、DELLが提供するアクティビティサイネージソリューションを活用可能となる。

左:コミュニケーションテーブル / 右:透明サイネージ

サービスは、1年未満の利用に適した「短期レンタル」(当面一部機器に限定)と、1年から3年程度の利用に適した「長期レンタル」の2つのメニューを提供。

それぞれの参考価格はイーゼル型を短期レンタルした場合は月額3万円から。長期レンタルした場合は月額1万7,000円から(価格は機器のレンタルのみの費用で、機器の運搬・設置費、通信費および、コンテンツ制作費は別途必要)。

この他にも縦型インフォメーション端末(キオスク)やコミュニケーションテーブル、透明サイネージをラインナップ。多様なデジタルサイネージ機器の中から、期間や用途に合わせて最適なものを選択可能。

凸版印刷では今後、デジタルサイネージの導入を検討する企業向けに提案を進め、本レンタルサービスで2016年に13億円の売上を目指す。