頓智ドットは、ソーシャルARアプリ「セカイカメラ」について、2014年1月22日をもって全サービスを終了することを発表した。

iPhone向けアプリ「セカイカメラ for iPhone」のスクリーンショット

「セカイカメラ」は、現実空間に「エアタグ」というデジタル情報(テキスト、写真など)を付せんのように"貼り付ける"ことができるソーシャルARアプリ。ARを活用したモバイル端末向けアプリの先駆けとして、iOS/Android端末向けに複数のアプリをリリースしていたが、このたび2014年1月22日をもって全サービスを終了する。

また、同アプリのサービス終了をもって、アカウント情報や投稿したエアタグなどの情報は全て削除される。サービス終了までの間、過去に投稿したユーザー自身のエアタグのデータについては、PCから同サービスのページにログインして操作を行うと、地理情報システムの標準形式であるKML形式にてエクスポートを行うことが可能。エクスポートしたKMLファイルは「Google Earth」上で表示することができる。なお、同社は今後、セカイカメラの"進化版"であるアプリ「tab」に注力していくということだ。