頓智ドットは12月17日、携帯電話向け提供してきた拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」を2014年1月22日をもって終了すると発表した。
「セカイカメラ」はいわゆるスマートフォンARアプリの先駆けで、スマートフォンのカメラを通して建物や看板を見ると、「エアタグ」が表示される。
このエアタグには、建物のテキストベースの情報だけではなく、画像や音声なども合わせて表示することができる。また、ユーザーが自由に設置、編集できることも特徴的であった。
au携帯電話向けのEZアプリにも提供されていたが、2011年11月にサービスを終了。今回サービスを終了するスマートフォン向けアプリでは、Android版が100万~500万ダウンロードを記録している。
今後はセカイカメラの進化版である「tab」に注力。「tab」は、「行ってみたい」を集めた自分だけの"My雑誌"アプリで、アプリ内に表示されている場所やアイテムをクリップすることで、それらの近くの場所に赴いたときに「通知」によってお知らせを受け取れるという。