ジャストシステムは11月18日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年10月度)」の結果を発表した。セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して、全国の15歳~69歳の男女1100名を対象に調査した。
調査によると1日の中で最も利用時間が多かったスマートフォンアプリは「Yahoo! JAPAN」で23.9分だった。性別・世代別に見た場合では、10代の男女と20代の女性が「LINE」や「Facebook」「Twitter」といったSNSアプリを1日80分間以上使用していることが分かった。特に10代女性は利用時間が最も長く、「LINE」(37.8分)、「Facebook」(7.83分)、「Twitter」(37.26分)で計82.89分となった。
また、「スマートフォン」ユーザーの割合が48.0%となり、「フィーチャーフォン」ユーザーの47.7%を2012年7月の調査開始以来、初めて上回った。
特に10代~30代のスマートフォン利用率は、前月から増えて過去最高を記録した。10代は9.0%増の75.0%、20代は3.5%増の69.5%、30代は5.0%増の60.5%にのぼる。
ほかに、2013年10月のAppleによるApp Storeの価格改定について、iPhoneユーザーの58.6%が把握していた。そのうち「値上げによって新しい有料アプリの購入を控えようと思う」人は54.0%と半数を超えた。「すでに使用しているアプリの課金を控えようと思う」人も48.7%で半数近くとなっている。
タブレット端末の購入を検討している人に検討中の機種を尋ねたところ、「iPad Air」と回答した人の割合は10.8%、同時に発表された「iPad mini Retinaディスプレイモデル」と回答した人は3.4%だった。「iPad」(27.4%)、「iPad mini」(18.8%)を検討中の人も含めると、タブレット端末の購入を検討している人の6割以上がiPadシリーズを検討していることになる。