SNSプロモーションや投稿監視サービスを提供するガイアックスの連結子会社ソーシャルグループウェアは11月6日、「つぶやきマネージャー」アプリを発表した。同アプリは、政治家や企業経営者がTwitterで不用意な発言をして"炎上"することを未然に防ぎ、適切な情報発信を支援する。
機能としては、秘書や支援者、広報担当者などの第三者が、ツイート前に投稿内容を簡単に確認できるようにするもの。ソーシャルメディアの投稿を個人に依存させず、他者の視点を入れることで、炎上などのトラブル防止になるだけでなく、社会に対してより適切な情報発信を行えるというメリットがある。
投稿者は、Twitter認証でつぶやきマネージャーにログインし、チェックする第三者のメールアドレスを自身のグループに追加する。その後、同アプリ経由でツイートすると第三者にメールが送付され、該当のツイートを承認するまで投稿が一時停止する。
チェックする人は、ツイート内容と承認用・否認用URLが記載されたメールが届いたら、問題がないかどうかを確認し、承認用URLへアクセスすれば、Twitterへの投稿が完了する。
また、つぶやきマネージャーには、チェックする人が複数いる場合に「ツイート許可に必要な承認数の設定機能」と、承認・否認のアクションがない場合に、「一定時間経過後の自動ツイート投稿機能」を搭載している。
アプリは同日より無償提供しているが、今後、月額980円の有償化を予定しているという。